雑司ヶ谷高校 執筆部
※ 歴史研究部 反省会6
武田純也「終わりました!」 上杉紗夜「終わったね」 伊達恵梨香「終わって残念ね。面白かったのに」 上杉「残念だー。キミは嬉しそうだね」 武田「当然です、自由になったんですから。奴隷解放!」 上杉「次章は、織田ちゃんの奴隷をやるんでしょ?」 武田「やりません」 上杉「あと、卓球はどうすの?」 武田「やりませんよ」 上杉「じゃあ、3学期は何するのよ」 武田「寝るか、ゲームをして過ごします」 上杉「それじゃあ、物語的に面白くないでしょ?」 武田「それは、僕の知ったことではありませんよ」 上杉「ダメだよ!! この物語は、キミが色んな困難を乗り越えて成長していくという話なんだから」 武田「それだけ聞くと、すごく良い話っぽいですが、実態は全然そんなことないですよね?! ただの虐待ですよ、これは!」 上杉「なにが虐待よ。私の胸とか、織田ちゃんの胸を触りまくった癖に」 武田「触りまくったって…、上杉先輩の時は不可抗力ですよ」 毛利歩美「ところで、3学期はお城巡りはやるんですか?」 伊達「もちろん、やるわよ」 毛利「どこに行くんですか?」 伊達「それは、次章のお楽しみよ」 武田「僕は行きませんよ」 上杉「なんでよ?!」 武田「もう、幽霊部員になろうかと」 上杉「そんなの通用すると思ってるの?」 武田「思ってます」 上杉「主役が物語に参加しなくてどうするのよ?」 武田「そう言う物語もありですよ。もしくは、主役交代で」 伊達「まあまあ、いずれにせよ武田君はお城巡りに参加することになるから」 武田「どういうことですか?!」 伊達「まあ、楽しみにしてて、そういう事で…」 伊達、上杉、毛利「「「次章もよろしくお願いします!」」」 武田「嫌な予感しかしない」  ≪雑司ヶ谷高校 歴史研究部 迷走する新春編 に続く≫
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