才蔵ちゃんねる
四話
10、15年程経った頃か…… もう忘れちまったがな。 やつは狩人となって帰ってきたよ。 そして…毎日… 狂ったように狩りにいっていた。 どんな飛竜でも関係無くな。 まるで自分を早く殺せといわんばかりに… ああ… 確か封龍剣だった。 滅の大業物だ…… あんなもん、一体何処で手に入れたかは知らねえが。 みんな言ってたな。 やつは壊れてるって… あんな事があったからだ。 相手にするな、近づくな……なんてよ。 そしていつからか人は… 顔にでっかい傷のあるこの死にたがりの男を、畏怖の念を込め… こう呼んだ。 スカーフェイスと…
ギフト
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