ギルドの連中は一人を除いて……
みんなやられたよ。
インぺリアルソードを受け継いだ、腕の確かな奴らなんだ。
その剣はな…
昔のギルドの生き残りみたいなもんでな。
なかなか造れない業物なんだが、それでも奴には通用しなかった。
さらに…
シュレイドにも対抗できる戦士はいなかった……
さすがに邪龍は…
一筋縄では行かねえよ。
いつの時代もよ……
おい。
ちょっと会わない間に…
情けねえ。
やっぱギルドは糞の集まりだな?
そう、突然だ。
あの闇に向かった、かつての親友が現れた。
あいかわらず…
変わってねえな。
もうほとんど戦意喪失だったのに……
ギルドの精鋭約20人いるよりも……
こいつが来ただけでよ。
一人はまた立ち上がったんだ。
あの黒龍相手にだ。
もう二人しか残ってないのによ……
人間は本当に…
わからん種族だな。