南での話じゃがの。
ある狩人たちが、見るのも稀な蒼い火竜に出会ってな。
チャンスとばかりに接戦していた時じゃ。
竜の水呑み場所に二日がかりで追い込んだ、その時…
奴が現れての。
狩人達を無視し…
瞬く間に仕留めてしまった。
それに怒った狩人達が奴に向かって行ったらしいんじゃ…
会話のやりとりもなく…
一人は肩から一刀され重傷。
あとの二人は、足の腱を切られ…
二度と狩りはできない体になったんじゃ。
その後奴は…
悠々と火竜の體を剥ぎ…
激痛にうなされ苦しむ狩人など見る事もなく…
消えてしまったんじゃよ…