才蔵ちゃんねる
一話
こんな男がいたぜ。 覇龍と戦い… 全てを失った男がな… 片腕と顔の半分を覆う火傷の跡が… 全てを物語っていたよ。 いつも酒を浴びるように飲んでた。 悪夢から逃げたかったのかも知れねえな… それが一年程続いた後… 忽然と奴は消えた… 今思うとよ。 かなり不思議なんだけどな。 え?いや…… 俺以外誰も知らないって言うんだ… いつもお前は一人だったぜ?なんてよ。 誰に聞いても、そう言いやがる。 まあいいや… 長え話は嫌いなんだが… お前なら仕方ねえな。 話してやるよ。 酒はおごれよな?
ギフト
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