才蔵ちゃんねる
四話
生まれた時から棒を打ち付け… 母親にも乳をやる以外、逢わせる事はなかった。 物心ついた時は、山へ捨て… 戻ってくると、休む暇も与えず… さらに龍ののさばる山へ… 強くなければ意味がないと。 隊長は若かった。 死ねばそれまで。 それを言うには、まだ若すぎるわい。 こんな修業とも、虐待とも付かぬ生活を繰り返し…繰り返し… 十五になる頃には… もう親父を越えていた。 そして息子は、やがて親父を恨みに恨み… 一切、聞く耳を持たぬ子になってしまったんじゃよ。 母親など知らぬと… 覚えがないと言い張り… 何か気にいらん事があれば、隊員達にも大怪我をさせる有様。 さらに… シュレイドの王にも暴言を吐き出す始末。 息子の心を鍛える事を… 親父は忘れておった… .
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