才蔵ちゃんねる
三話
その日はちょうど、いつもの漁の手伝いをして… どっちの船も、大漁で帰った時の話。 たくさん捕れたね! お父さん! おう! 父さん凄いだろ~ 母さんも喜ぶぞ!ハハハ! そんな束の間の喜びも、遠くに昇る黒煙に消されて行く。 ぴちぴち動く魚をよそに… 小さな漁村は壊滅してた。 黒く焦げた臭いの元は村のみんなと… お母さん達… その向こうに見えるのは、真っ青な躯の龍。 泣き叫ぶみんな… 皮も何も溶けてしまってる人… それでも殺し続け、嘲笑うかのように炎を吐き出し… 龍は… 一握りの小さい幸せを… 焼き尽くしたんだ… .
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