才蔵ちゃんねる
二話
俺達は… まあ、そうだな。道具だ。 大長老の腰に、脇差しがささってんだろ? あれの、ちび脇差しって感じだな。 いや、剥ぎ取りに使う小型のナイフか。 いつでも抜けて、手頃に使えるだろ? 親も兄弟も無い、捨てられてもいいようなガキはよ。 皆食うのに必死だから、こんな場所でもすがりついて… 結局、この街のために命を捧げる。 そういうふうに訓練されるんだから、仕方ないがな。 だから… 死ねと言われたら、死ぬんだぜ? 好きな奴や、大事な人のために死ねたら、どんなに幸せか… 誰かわからねえような奴らの為に、みんな泣いて死んでいったよ。 食ってばかりのデブの高官… わがままな姫の可愛がってる犬… 竜を飼いたいだけで、兵士に命を賭けさせる王子様… こんなアホどものために… 泣きながら死んで行ったんだ… .
ギフト・投げ銭
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