少女は…
今日あった事を両親に話しました。
狩人でも見た事がないのに、両親が信じるはずもないでしょう?
その夜…
いつもの一杯飲みに、お父さんは盛り場へ…
いつもの店でくだらない話をしていた時です。
娘がよぉ…ヒック…
訳分からん事を言うんだよ…
何だ!…ヒック…
あの…あの古龍と…ヒック…
霞龍と遊んだって…ヒック…
ありえん!…とか…
まあまあ、思春期だから…とか…
後の仲間達も笑って聞き、そんな話は酒の肴で終わったようです。
でもね。
その話を、黙って飲んでいた一人の狩人が…
一部始終聞いていたのです…