狩人は次の日…
待ち伏せをしていました。
やはり、あの聞いていた話の通り…
少女が現れ、笛を吹く。
その横で消えたり現れたりする、紫色の龍が確かにいました。
こ…こいつか…
姿を見た瞬間…
欲に溢れる狩人は弓矢を放ちました。
居ても立ってもいられなかったんだと思います。
なんせあの龍は、宝物を発見するくらい貴重ですからね。
でも…狩人の間違いは…
少女の事など構わず…
いや、龍に気を取られて忘れていたのでしょう。
矢は数発、龍に当たり…
そしてそれは、少女にも…
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