天下の大罪人から、いきなり狩人になったんじゃ。
よく思わぬ者も出てくるわい。
特に…
狩人の下層級はコツコツ努力しておる…
その努力を繰り返し、やっと中層級になった者…
しかもこの街は、狩人そのもののレベルが断トツに高い。
この事件は…
ふぉ…ふぉ…
見ておって楽しかったのう。
ふぉ…
あいつだぜ。
大長老のツテで上層入ったのってよ。
大罪人?
お偉いさんの身内かなんかだろ。
そういう馬鹿は幸せだよなあ!
おいおい…
聞こえるぜ?
もっとデケエ声で言わねえとなあ!
カスどもが…
それを聞いて怒ったのは意外にも…
離れて飲んでいた、上層の狩人だったんじゃよ。
お前ら…
その馬鹿にしている、あいつと喧嘩してこい。
断ったら殺す。
負けても殺すぞ?
ふぉ…ふぉ…
その中層級の奴らは、慌てて逃げたわい。
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