その上位の者もまた…
紅龍を任されておる、凄腕の狩人達じゃった。
それは四人での話じゃがのう。
そこへ行くと、トニーはたった一人。
大長老が遊びかなんかで、あの龍を任せるはずがない。
その四人は、それがどういう事か、痛いほど分かっておった。
トニーは酒場のお姉ちゃんを呼び…
その四人にこの店で最高の酒を持って行かせ…
そのまま街を後にした。
あの時、その四人と…
わしも一緒に飲ませてもらってのう。
なあ、じいさん。
さっきの野郎、相当強えなあ。
あんた何千年も生きてるからわかるんだろうなあ。
ふぉ…ふぉ…
邪龍…
あいつに殺られるんじゃねえか?
それはないわい。
じゃあ俺らは?
それもないのう。
ハハハ…
相変わらず厳しいじいさんだな…
じゃが、紅龍は殺られるわい。
いつか誰かにのう…
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