才蔵ちゃんねる
七話
数日後… あの人の飛竜刀と、色違いの刀を持った狩人が一人… 私を訪ねて来たのです。 形見です… 渡されたのは… もう柄の部分しか残っていない、あの人の剣でした。 なんで! なんで!止めてくれなかったのよ!! 親友でしょ!あなた!! ううううぅぅ… すみません… すみません? 謝って済む事じゃないわよ!! こんなもの持って来て…… こんなものおぉ!! 私はやり場のない哀しさから、形見の剣の柄を投げ捨てました。 その瞬間… ブチ… ブチブチ… その狩人は、哀しさの中に… いや、私の行為が哀し過ぎたのでしょう。 鬼とも言える形相で、私を見ていました… .
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