少し一服ついた後…
先輩は俺にアドバイスっつうか、そんなのをゆっくり話してくれたよ…
お前はまだ若い竜人だ。
俺でさえ、じいさん達からすると若造だからな…
だがな、人間達はその短い人生を俺達の何百……
いや何千倍の勢いで生きてる。
意味分かるか?
奴と組んだ時、俺も初めて分かったよ。
永い寿命にな、俺達竜人は甘えてんだ。
命を持て余すカスがよ…
人間に到底、勝てるわけがねえ。
お前…
友達作るのヘタクソそうだしなあ……
俺がなってやるよ。
友達?何だそりゃ…
いいもんだ。
ただ…いいもんだよ…
この時から、俺の80年間はよ。
いつも、毎日でも誇れる…
そんな瞬間になったんだよ。
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