二日間…
地獄の戦いは続いたわ。
狩人達の無惨な骸だけが積もりに積もる。
やがて…
それは二人にもね…
おい!お前!
お…お前…
体の一部が無くなってるのにも気付いていない…
友の姿があった。
なんだ!…ゴボ…
お前……お前…
ふん……ゴブ…
お前には言われたくねえな!
ば……
ば…かやろうが…
ハハハ……
もう分かってっからよ…
いいんだよ…
…ガバア……ハア…ハア…
あ…あの歌唄ってくれよ…ハアハア…
いや。いらねえな。
気持ちわバガバァァ…悪いぞバカヤロウ…
な…泣くなよ?…
泣いたら悲しい歌になるからよ…
まともに歩けない友に肩を貸して…
もう一人が言ったわ。
うう…ハハハ…泣く?ズル…バカヤロウが…
まだまだ…行けるだろ?
足の一本くれえで、やめねえよな!
足どころじゃなかったわ。
その子は横腹からもう…
右足に至るまで無かったのよ…
.