ほう。
お前は、中々の大物じゃのう。
さすがです。
小さき国の7つの王の一人よ。
ハハハ。
儂は王ではないわい。
福を招く神の一人じゃ。
この島国の人間達は、わしらに夢や希望を乗せておる。
可愛い者達じゃ。
すみません。
私は、本意ではありません。
生ける者達の命を絶つなど。
だが、王の命令は絶対なのです。
悪魔とはそういうものです。
顔が笑っておるぞ。
アスタルトよ。
皮を剥がし、そのまま半死で放置し。
少し息があるうちに部下どもの飯にしておったのう。
姑息なクソ野郎じゃ。
この島国ではな、お前のような者をこう呼ぶ。
すみません。
時間がありません。
早くあなたを殺し、王の元へ行かないと。
すみませんが…
あまり怒りと言う感情が…
嫌いな…嫌い…なのですよ…
儂は笑っておる。
皆、そんな顔が好きじゃ。
皆もこんな顔で、厳しい人生を送ってほしい。
怒りじゃと?
お前ほどの大悪魔が、わしの事を調べずに来たようじゃのう…