新城家。
リビングは静寂に包まれていた。
目の前には父親。父親の隣に眞己の母親が神妙な面持ちで座っている。
そこで隣に座る眞己に
(...これはどういう状況なんだ?)
と目で語りかけてみるが、眞己も首をかしげる。どうやら眞己もわかっていないようだ。
「眞己、柊真くん。」
眞己の母親が口を開く。
そして目の前に座る二人は顔を見合わせると、珍しく俺の父親まで満面の笑みで
「俺たち/私たち「結婚することになりました!」」
と、左手の薬指に輝く指輪を見せてきた。
...開いた口が塞がらないとはまさにこの事。
「ということで、これから眞己は桂木眞己じゃなくて新城眞己になるのよ!」
「お前たちは兄弟になるんだ。」
「柊真くんの方が誕生日が早いから、柊真くんがお兄さんね。」
「「はあああ!?!?」」
.........力尽きた›´ω`‹
続きません