サークルイメージ
妖怪あんかけ
2020年7月22日 17:48
投稿カテゴリ : 記事

3Dの勉強をしてみた:その3 / 360度パノラマ ラフ制作

2020/7/24/2:01 更新
HDRI形式に関する説明を一部修正しました。



どうもピクルスです

前回の記事で、勉強した結果「HDRI」形式の360度のパノラマ背景というものがあるということを知りました。
それで今回は、球パノラマで絵を描けないか色々試してみることにしました

◇Photoshopで球パノラマ形式の絵を描けること確認

制作雑感で詳しくは、フリーピクルスプランの方で後述しますが
球パノラマの絵がPhotoshopで制作可能なことがわかりました。
それで、ラフですが描いてみました。

◇アリスの庭にある、秘密の花園のイメージです。

(動画は「添付ファイル」でページの一番下にあります)

ラフでわかりにくいので、どんな絵か注釈を入れました

・頭上には木漏れ日が煌めく


 

・下に視線を移すと

 

・木々の奥に白い屋敷の窓が見える

 

・右には、白い椅子とテーブルが

 

・赤や白のバラが咲き乱れている花園だ


 

・更に右に視線を移すと、

 

・レンガの道が、林の奥に続いている


◇描いてて楽しい

さてけっこう大変な作業となりました!
制作時間は3~4時間というところでしょうか

バーチャル空間の球体に絵を描く用な感じで、独特の楽しさがあり、すっごくワクワクしました。
箱庭を作る楽しさと言うんでしょうか?

創造主になった気分ですよ。

さて、制作方法ですが、横長の魚眼レンズが連なったような絵で描く必要があるのですが
ところがなんと、Photoshopでは、曲がった3D空間で描く機能があります。

今まで触ったことがなく、存在さえ気が付かなかった「3D」というタグにその機能は隠されていました。

以下のHPで詳しく解説されており、ピクルスはそれを読んだらできましたのでご紹介します。

◇Photoshop制作チュートリアルHP

「Photoshopのみを使った、360度のパノラマペイントのチュートリアル動画」

  このまとめ記事を見れば、ほぼ制作できると思います。

  ただ僕のPhotoshopCCでは「球パノラマ」は「3D」タグを開いて上から4つめにありました。
 「球パノラマ」>「3D]>「選択したレイヤーから新規パのラマレイヤーを作成」
  で、選択したレイヤーの絵を擬似3Dに変換してくれます。

 こちらまとめ記事で足りない部分は、下の2つのHPの解説を見れば、おそらく大体カバーされると思います。

●Adbe「パノラマ画像の作成と編集」

 説明の中ほどの「360 度パノラマの作成」>「パノラマでのペイント」の欄にペイントでの制作方法が記されています。
 特に<注意>という項目に、制作する上で、重いのでパノラマレイヤーの上に新規レイヤーを作って制作するように記されてます

「photoshopでHDRIを作る(1枚の場合)」

 制作したパノラマ画像を、HDR形式で保存する方法が記されてます




◇以下は注意点です

◇めちゃ重い!!

ピクルスは「360度のパノラマペイントのチュートリアル動画」の作例に習い、1万ピクセルの紙で描いたのですが、ただでさえ大きい上に3dで歪ませて描いているので処理がメッチャクチャ重いのでご注意下さい。
場合によっては紙サイズを小さくしたほうがいいのかもしれません。

◇対策としては、

①レイヤーをあまり増やさない
たレイヤーは作業用に1~2枚増やすのが精一杯と思いますので、ほぼ後述の1枚以外レイヤー無しで描いてるような作業になると思います

②3Dのレイヤーに直接描かずに、作業用レイヤーに描く
Adbe「パノラマ画像の作成と編集」の説明にある方法なのですが、別レイヤーで描いて、3Dのレイヤーに統合をする。移動したらまた作業用レイヤーを作り‥‥という作業を繰り返す方法でないとうちの環境では重くて無理でした。

③Photoshopの自動セーブ機能はできるだけ間隔を開く
「360度のパノラマペイントのチュートリアル動画」の説明にあるのですが、自動セーブを30分以上にするのがオススメです。

というのは、重くて、一つ描いては統合などのラグで数十秒待たされるのですが、そこに自動セーブ時間が来て、バックグラウンドでセーブされてしまうと重さに拍車がかかってどうしょうもなくなります。

◇4倍以上の背景を書く必要がある

360度なので当たり前ですが、前後ろ左右、更に上と下を描く必要があり、地味に多いです! さらに、3Dで描く時、視野が狭いのと、端は歪むので中央を描く
のを繰り返す必要があり、ちょっと回転させては中央部分を描く必要があります。

一体どれだけ背景を描かねばならないのかと、途方に暮れるほどで、マラソン気分です。

◇高さは変えられない

定点から360度見渡すようにできるのですが、恐らくなのですが高さは変えられません。

◇球パノラマではあるが、HDRIの光源情報は含まれない

HDRIの背景をBlenderで使用すると、自然な光源が合わせて展開されます。
球の画素ピクセルそれぞれが光源になるため、赤い壁や緑の草原なども、淡い赤や淡い
緑の(言わば)光源となり、その為非常にその場にいるかのような、リアルな光がマテリアルを照らすことになるそうです。

ところが、今回の私の行った方法だけでは、この光源設定が付加されないようです。

球パノラマ状に絵が展開されるという、私の目的では達成されるのですが、本来のHDRI形式の重要な位置づけである、自然な光源が不完全なものになってしまう可能性があるようで、ご注意下さい。

つまり、絵はパノラマ状に展開されていますが、Blenderなどの3Dソフトでの重要なファクターである光源の情報が不十分なものになるため、3Dのマテリアルの背景に使うと、例えば照明により本来なら美しいグラデーションでるものが、256段階程度に落ちるなど問題が出てくる可能性があるようです。

なので場合によっては、例えば光源は別に設定してあげる必要等があるようです。




大体今回のレポートとしてはこんな感じでしょうか?

今回はテストとして描いてみましたが、僕の環境だと重くて、これで制作を進めるのはちょっと難しいかもしれません。
ただ今回の絵を描くことで、イメージボードができたように頭の中の世界が膨らみ、固まりましたので、なかなか有意義だったと思います。

それではまた~