どうしてiVTをつくったの? ~iVT設立の経緯と公式サークル立ち上げについて~
はじめましての方ははじめまして。
Vtuber個人勢向けのコミュニティ&ノウハウ共有サイト
【indiVTubers】企画・記事制作協力担当のしらたま。です。
indiVTubers公式サークル立ち上げに伴い、一部記事の作成を担当することになりました。
今回は初めてのindiVTubers(iVT)という言葉に触れる人のために、どのようなサイトで、どのような理念のもと立ち上げが行われたのかを簡単に説明させていただきたいと思います。
Vtuber界隈の課題解決のためにつくられたコミュニティ
もともと私はフリーライターとして仕事をしていて、仕事柄さまざまな媒体に記事を書き、サイトの企画などにも携わった経験があります。
Twitterなどをメインにさまざまな情報を発信しているのですが、Vtuber関連の情報を発信している際に一緒に仕事をしたことがあるよたいちさんから
「Vtuber界隈で何かできることがないか?」
と声がかかりました。
実は私は過去にライトノベル作家を目指していた時期があり、よたいちさんも歌い手として活動していた時期がありました。二人ともクリエイターの支援などには大きな興味をよせていて、サイトの立ち上げなども行ったことがあります。
その時私が感じていた課題が以下の3点です。
・個人Vtuberは多いもののノウハウが足りずに苦労している人が多い
・VtuberのノウハウはDiscordで発信されることが多く表に出ずらい
・準備中も含めた人間が参加できるオープンなコミュニティが少ない
Discordは非常に便利で、さまざまな技術交換や情報交換の場として優秀です。また、Vtuberは配信のためにDiscordを利用する機会も多く、身近なツールとして普及しています。
一方で、Vtuberデビュー済みの人間が交流を深めるために使うケースが多かったものの、準備中を含めた人間が技術を学び、意見を交換するような場所は作りにくく、どうしてもオープンにされない傾向があると感じていました。
この話によたいちさんがのる形になり、
「ノウハウが不足している個人勢Vtuberと、準備中を含めたさまざまな人たちがオープンスタイルで情報を交換できる場を作る」
ために立ち上げられたのがiVTになります。
企画の話が立ち上がったのが確か今年の5月か6月頃、サイトの公開が8月11日とかなりのスピードで進みました。
サイト構築はよたいちさんが行い、私はオープン時の基礎的な記事の作成を行っています。過去のビジネスパートナーの助言なども受けながら手作りされたのがiVTなわけです。
初期コンテンツはVtuberになるための基礎知識が中心で、その後登録者数に伸び悩むVtuberや、新人発掘のための紹介記事の追加し、参加者の投稿記事も含めて現在に至ります。
2018年11月2日現在で360名が登録するサイトになっていて、議論や雑談のためのDiscordも開放されています。
Discordはマナーさえ守れれば誰でも参加可能です。Discordで出た課題などをもとに私が記事を書くケースもあります。
興味がある方はツイッターなどで私かよたいちさんにDMを送っていただくか、
宣伝広告が苦手なVtuberのために。すぐに使える技術講座【初級】
の記事内リンクなどから参加が可能になっています。
indiVTubers公式サークル立ち上げの理由
さて、iVTの立ち上げから3ヶ月ほどが立つわけですが、課題もあったりします。
一番現実的なのがお金の問題です。なにせ、Vtuber個人勢という市場規模が狭いところで情報を発信しているので、広告収入などがほとんど入らない。
ビジネス観点でみたら「え? 大丈夫なの?」って言われるレベルだったり。
そもそも新規のサイトが収益をあげられるようになるまでも時間がかかることが多いのですが、短縮のために宣伝広告に使うお金もない状態。
よたいちさんと私のほぼ二人三脚で、過去のビジネスパートナーからの寄稿などもいただいていますが……基本超赤字です。
ぶっちゃけよたいちさんの人望と熱意がなかったらやっていけてないですね(素)
私も採算度外視で記事書いてるので赤字なんですが……よたいちさんほどではない。何せVtuber業界は流れが速くて、お金のこと考えるよりも先に情報流さないとタイミング逃すことも多いので……
そんなわけで、記事の投入頻度維持やサイトの運営維持に必要な費用を賄うために公式サークルが立ち上がったわけです。
収益が上がれば記事の投稿頻度が上がるだけでなく、広告宣伝などのメディア戦略を駆使してVtuberのバックアップを行うといった選択肢が増えます。
また、ファンクラブの概要にもあるようにイヴちゃんの制作費を賄うというのも大きな目的です。イヴちゃんは公式のイメージキャラクターであり、コンテンツの充実が宣伝広告戦略上重要な役割を果たしているからです。
クリエイターに有料でコンテンツ作成を依頼し、利益を循環させるのも狙っています。私もよたいちさんもジャンル違いでクリエイターを目指して活動していた経験があるので、食べていけない厳しさも知っていますしね。
実際に有料コンテンツで発信する情報は、
・よたいちさんの運営裏情報
・しらたま。の記事作成裏話&ビジネスのお話
が中心で、メンバーが増えればゲストを呼んで対談を文章化するなどさまざまな形に広げるつもりでいます。
私のビジネスの話は基本的にiVTで公開しますが、PV数が見込めない『数字の分析手法』などより突っ込んだ話が有料コンテンツになる予定です。
現在よたいちさんとも調整しておりますので、実際の内容は有料の会員プランと各種発表をお待ちください。
基本的に【儲けは溜めこまずに循環させる】のがスタイルになるので、その点もご了承ください。
今はVtuber文化を根付かせるために個人Vtuberという草の根の創作活動を支援し、新人などが入りやすく、学びやすい環境を整えることを目指します。
各種要望やお仕事の依頼などもお声掛けいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
興味があるかたはファンクラブの入会をご検討ください。
下記のリンクからアクセス可能です。
https://fantasfic.fun/circles/57#plans
Comment
ありがとうございます~
頑張ります。
これからさらに頑張ります!
個人VTuberもりあがれー