ジンバブエ保護地区は脱走阻止の深い穴は、内堀でなく、外堀である。
保護地区は面積が広く、湖もある。
湖から川が流れ、川に沿ってノーマンは生活している。
壁はまだ20メートルもの高さだが今なお、高くなっている。
外堀も深く掘ってる最中で、これらの工事資金は世界連合が出資。
この建築工事は、アフリカの最大公共事業になり、失業率は大幅に減った。
保護地区からの脱走者を発見した者には多額な賞金が出され、労働者達が監視の一役も兼ねている。
ジンバブエ保護地区のノーマン達は一種のヒエラルキー(階級社会)の元、安定で秩序だった生活を過ごしている。
階級はシンプルで、強者ほど優遇されている。
居住区は一級、二級、三級と別れており、湖に近い程、強い者が住む。
綺麗な水を飲みたければ強くなるしかない。