sadojam 小説
[25][一喜一憂]
愛は感情を揺れ動かす。 嵐のように…地震のように。 まるで天災…パニックになるのは当たり前。 ▽脳は思考停止…心は溶けてる。 俺はマコトの顔やスタイルに惚れたのか? 茶目っ気な性格に惚れたのか? 挨拶から飯の注文までしどろもどろ…マコトに指摘され、からかわれた。 構わなかった…それどころかむしろ嬉しかった。 マコトはよく笑う。よく喋る。 俺に無いモノ。俺が欲しいモノを全てマコトは持っている。 羨望…羨ましい。 心の奥底にはいつもの感情…憎悪…なんで俺に無いモノを持っているんだ? 憧れが愛というのなら愛してるって事。 嫉妬が愛の裏返しなら愛してるって事。 俺はマコトに憧れてる。嫉妬を抱いてる。 愛って何?
ギフト
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