sadojam 小説
[34][すがる]
愛に頼る…しがみつく。 救いを[愛]に求める 存在しない愛に求める…だから余計傷つく ワラよりも軽いのに… ▽マコトが慰める…怖くないよ。 抱くとか抱かれるとかじゃなくて、生きるのにさえ怖さはある。 慰めようとするマコトの必死さが伝わる。 余計に自分が惨めになる。 マコトを信じていいの?…口に出せない言葉。 弱さを初めて露出した相手…もしその相手に裏切られたら…。 隠すべきだった…自分を誤魔化すべきだった。 愛は存在しない…愛に期待しちゃいけない…と。 希望は簡単に絶望に変わる…世の中の常。 充分分かってるはず。 マコトがため息を1つ…今日は辞める? マコトを悲しませたくない…この想いは愛? 俺は首をふる…抱きたい。と呟く。 マコトはにっこり笑った。 優しい目で…興奮した目で…。 抱かれるよ…マコトはそう言いながら、俺のアソコをさすった。 俺のアソコは既に固くなっていた…車でキスした時からずっと…。 壊れてく…マコトが俺を壊しているのか、俺が俺を壊しているのか…。
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