sadojam 小説
[41][快楽]
快楽は放出や絶頂の1種類だけじゃない…愛を知らない人は永遠に分からない。 ▽俺は出したかっただけ? 性の快楽を味わいたいだけ? 出す前までは最高に幸せだったはず! 今も幸せは幸せ…でも一抹の不安と恐怖に覆われた幸せ。 嫌われたら 遊びだったら 俺はゲイなのか? 世間の視線 将来の不安 マコトを失う恐怖 マコトが寄りかかってくる…抱きついてくる。 気持ち良かったでしょ? 俺は頷きキスをする、舌を入れる…口の中で絡み合う。 俺の出した匂いが口中に入る…むせるのを我慢する。 マコトが言う 初めてユダの方からキスしてきたね。 たいがいの男は口に出した後、キスしたがらないのに。 俺は答える。 好きなら関係ねぇ… 俺は想う。 マコトが飲んでくれたから。 マコトを大事にしたいから。 更に思う。 愛してるから? 感謝から? もう一回して欲しいから? 嫌われたくないから? 俺の顔一喜一憂…マコトは繊細で敏感…すぐ気付く。
ギフト
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