sadojam 小説
[46][紙一重]
愛ほど危ういモノはない…簡単にひっくり返る。 ▽充分な睡眠は最大の栄養。 変な夢を見たにもかかわらず、目覚めたら調子は良かった。 男と寝た…現実。 その現実を受け入れるパワーすら回復した。 これから…今日からの俺の生き方をどうするかが問題。 タケチと約束の時間まで仕事をこなす…そして飯の時間。ファミレス。 [全てがアリ]な現代にとって男と寝るなんて日常茶飯事。 ただ知らない人が多いだけで1日何千人ものゲイカップルが抱いたり抱かれたりしてる…スパゲティを食いながら言ったタケチの言葉。 開き直るしかない…深く考えるのは辞めよう。 タケチに何回も言われた…楽しもう!深く考えても分からないものは分からない。 壊された?…いや…壊してしまった歯車がまた動き出す。 これからどこへ行くのかは分からない…間違った生き方かもしれない。 正しい生き方かもしれない。 言える事は1つ…舵取りは自分。スイッチを押したのも自分。 タケチと飯食って決めた考え。 俺ってゲイ? …ゲイじゃんか!
ギフト
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