sadojam 小説
[本気の愛]
愛されなくても、愛し続けられるのが本気の愛…? ▽[マコトに興味あるでしょ?] 俺は聞いた。 トオルは沈黙…思考中。 [正直に答えてくれ] 背中を押す。 [はっきり言って俺はモテる。色々な人に出会った。でもな…つまんねぇんだよ] トオルは一気に喋り出した。 [皆たいがい一緒。マコトもそうなんだよ。かわいいけどな♪] 話は続く。 [ユダは違う…まぁ…俺にとっちゃ新鮮なんだな…人はたいがい寂しいから、人を身近に置こうと媚びを売る] [不器用なだけなんだよ。人間関係が] 俺の相づち。 [いや、お前は寂しさを受け入れられるタイプ。うまくやれば寂しくないように出来るのに、わざとしない。俺には理解できない…だから興味がある] トオルはマジモードか? だが、まだ俺の納得いく暗い目ではない。 見たい! 俺が見せたいからだ…俺と同じ人間であって欲しいからだ。 全ては自分の欲望の為…。
ギフト
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