sadojam 小説
[理解]
他人を理解する…おこがましい考え。 自分の事すら理解できないのに、他人なんて理解できるはずがない。 ▽[S○Xに関してはマコト以外の男や女は今んとこ興味ないんだ…] まさにその通り…俺が興奮するのはマコトだけ…。 [ユダは強いよ。羨ましい] ベッドの上で頭を抱えるトオル。 手で目をおおい、トオルは喋る。 [お前は1人でも生きていける。俺はダメだ…絶えず誰かがそばにいなきゃ…周りに誰かをいさすにはナニかを身に付けなきゃならない。ルックスにスタイル。性格に金] ため息を1つつき、また喋る。 [周りに近寄ってくるのはたくさんいる。でもそれは、見かけの俺を求めてる。本当の俺を見ない。まぁ見せたらいなくなるから見せないだけだけどな… ユダはありのままのユダだ…我慢しない生き方をしている。何故できる? 俺だって考えたさ…嫌われてもいいからだろ? ソレは強い考えなんだよな…。 俺は嫌われるのがイヤなんだよ。 否定されるのが! だからアミの考えが痛い程よく分かる] トオルの苦痛の言葉… 俺は言ってやった…苦痛から逃れる術(スベ)を教えたかった。
ギフト
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