sadojam 小説
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1人ホテルを出る。 朝もやが出ている…肌寒い。 タクシーに乗りながら、彼にメール。 パパいつもありがとう。 今日も気持ち良かった。 また連絡ちょうだいね。 ハートマークを露骨にたくさん。 送信…思わず舌打ちが出る。 運転手がルームミラーから覗き見…私は睨む。 運転手は何事もなかったように車を動かした。 誰もかれも見て見ぬふり。 賢く生きる術…皆やってる事。
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