sadojam 小説
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市営住宅…2部屋に台所に風呂にお手洗い…どれも狭い。 2Kバス+WC。と、うたうには、恥ずかしい位簡素で、ちゃちな間取り。 家賃はたったの1万円。 母親は小さい頃、私だけを置いて出ていった…弟と妹だけを連れて行った。 私に残したものは、生活保護を受けてる飲んだくれの父親だけ。 今は、暴力を振るわないだけマシだと思っている。 憎しみは諦めへ変わった。 学校卒業したら出て行くつもり。 こんな父親から私は産まれてきたのか…いつもそう思う。 色々な人間がいるんだな…いつもそう感じる。
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