sadojam 小説
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しばらくご無沙汰だった方のパパから電話…。 2夜連続はキツいが、このパパは面白いし、何よりも久しぶりだった。 逢う約束を決め、学校へ向かう。 学校…つまらない…どう考えてもつまらない。 相変わらず誰も何も変わらない。 もったいない時間…じゃあ辞める? 辞めたら女子高生じゃなくなる。 単なる17歳の普通の女になる。 女子高3年生の17歳と、学校に行かずバイトしてる17歳…私の世界では雲泥の差がある。 同学年約600名…1学年13クラスもあるマンモス高校。 東京の外れにあるから千葉や埼玉から通う生徒もいる。 全員を把握する事はできない。 グラウンドを眺めながら、物思いにふけってたら、妙子が話しかけてきた。 また、男の話か、ブランドの話だろう…当たりだった。
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