sadojam 小説
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相変わらず学校は同じ…可もなく不可もないまま時間は進む。 器用に仮面をかぶり、無難にそつなく過ごせる人だけが楽しく過ごせる場所。 興味あるのは異性と流行…音楽と見栄えと遊び。 個性を出すと叩かれる…普通が一番。 学生服と同じ…皆、似たり寄ったり。 何の為に高校に? とりあえず高校に…ワケが分からないままに。 他人…両親や先生や世間の言うがままに。 誰か1人でも お金持ちになってやる。って言う人がいたら私の高校生活も変わったかも。 前に妙子と話した事があった。 妙子は[楽しまなきゃ]と言う…[どうやって?] 彼女は [たくさん友達作ってカラオケ行ったり、バカ言い合ってさ] 不思議そうなモノを見るよう目をして答えた。 [それで?] [それが楽しいのよ] 私の問いに妙子は笑って言った。 私には分からなかった…今も分からない。
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