やめて、やめないで
sadojam 小説
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自宅から学校へは１時間近くかかる。 電車の中、満員電車…他の人同様に、私も電車の揺れに身を任す。 周りの人の顔を盗み見る。 何の為に学校に行くの？ 何の為に会社に行くの？ 何の為に生きてるの？ 学校…良い会社で働く為に。 会社…お金の為に。 お金の為に生きるの？ 父親は働かなくても生きている。 何の為に皆、ここにいるの？ 幸せになる為に。かな？ 自分の欲望を叶える為に。かな？ その為に自分を我慢して、時間を無駄にして、勉強や仕事をする。 幸せは我慢の上に成り立つ。
ギフト
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