乾杯の後、さっそく妙子は神崎に自分をアピールする。
完全にアクセルの踏みすぎ。
でも舞い上がってる妙子はソレに全く気付かない。
妙子の失態。気が滅入る…フォローしなきゃいけないのが目に見える。
神崎が私に話かける。
[近藤さんってライブとか興味ないと思ってたよ]
妙子の視線が私に向けるのが分かる。
[妙子の付き合いで来たの。妙子ったら神崎さんの事気に入っているから]
[嬉しいな。どうだった?俺らの歌は?]
神崎は妙子を気にせず、神崎は私に話しかける。
[凄く良かったわよね。ねっ、妙子]
私は妙子に話をふる。
妙子は神崎に話しかける。
[また新しい歌作ったんですよね。絶対覚えますから歌詞教えてください]
神崎はバックからヨレヨレの紙を取り出し、妙子に渡した。
[俺が使ってたの。妙子にやるよ]
妙子の顔が笑顔になる…[大切にします]
妙子は感謝の言葉をそこそこに、歌詞が書いてある紙に見入った。
また神崎が私に話しかける。
私は相向かいの3人に話しかけようとした…が、3人はライブの反省を真剣に話している。
再び妙子の視線に気付く。妙子の視線は鋭くなっていた。