sadojam 小説
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あまり話さない彼は部屋に入ると…つまり2人きりになると、彼の口が動きだす。 喋り出す…が適正な言い方。 [いつもお人形みたいで可愛いねぇ] [よくこんなおじさん相手してくれるんだね] [またいつものように何でも言う通りにするんだよね] [おじさんいつも気を使ってるからもう疲れちゃったよ] 脈絡もなく喋り続ける。 何がしたくて喋り続けるのか分からない。 私の返事…同意すら求めずに。 じれったい…それはSEXにも現れる。 [ボニーテールにして、これ着て] 彼は私の持ってきた袋から、一着の服を取り出しながら言った。 紺のデニムつなぎ…オーバーオール。 [裸になってね] 彼はそう付け加えて、後ろを向く。 彼は着替え中、めったに私を見ようとはしない…私は裸になった。
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