sadojam 小説
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奇声が聞こえた。 振り向くと、2人の若者が、酔っ払いを囲んでいた。 酔っ払いが倒れた、と同時に、若者は去って行った。 酔っ払いは倒れたまま…大の字のまま叫んだ。 [その金は俺んだぞー!返せ、ちきしょう] あっという間の出来事。 若者はたった数分で10万を稼いだ。 簡単にお金は手に入る。 簡単にお金は失う。 お金があれば若者は盗らなかっただろう。 もっとお金があれば酔っ払いも悔しがらなかっただろう。 私は家に向かってまた歩いた。
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