sadojam 小説
.10
帰宅…奥の部屋では父親が泥酔…いびきをかいて寝ている。 私が小さかった頃は優しかった。 大好きだった。 今は何とも思わない。 あの酔っ払いと同じ。 ただ少し賢いだけ。 もしくはあの酔っ払いの方が少し愚かなだけ。 私とあのコンビニでバイトしてる高校生と比べる。 どちらが賢いのか? 部屋に入り鍵を閉め、コンビニの袋から弁当を取り出した。 誰が一番幸せ? 少なくとも私ではない事は確か…。
ギフト
0