sadojam 小説
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何にも考えたくなかった。 [寂しいのか?] 神崎の言葉…反芻する。 寂しい…よく分からなかった。 感傷的になってるのは分かる。 寂しい…所詮、人は1人なんだし。 寂しくて当たり前だとも思っている。 寂しくなければお金は入るのか? 入らない…むしろお金は出ていく。 使えば少なくなる…お金が少なくなれば、幸せも少なくなる。 誰かに…思いつくのはパパしかいない。 神崎パパ…神崎パパはメールはしない。 携帯の電話帳を開く…少ない登録数…涙が出る程少ない。 10件。 私の知り合いはこれだけ。 午後10時…自宅にいたらアウト…神崎パパに電話した。 ヤッパリ出なかった。 私は布団をかぶり声を殺して泣いた。 自分の好きにさせた。
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