翌日…学校…退屈な授業…本を読む休み時間…いつも通りの放課後。
帰宅…げた箱…加藤と目線が合う。
私はそらした…加藤は近寄ってくる。
[近藤…さん。モ○ゲやらない?]
悩む…モ○ゲ自体の興味は失せた。
だが、加藤のプロフィールや日記…サイトでの性格にはまだ興味があった。
沈黙…悩んだ末、私は言った。
[私…昨日モ○ゲ入ったの]
加藤は嬉しい顔を見せて言った。
[じゃあ、友達検索で[朱雀K]で調べて。それが僕だから]
[暇な時にね]
私はそれだけ言って、彼の脇を通り抜けた。
後ろから加藤が言った。
[絶対に見てね]
普段とは違う声だった…自信のある声。