sadojam 小説
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フランス料理店内 茜[ウハー。高くねここ?ひょっとして金モ(*1)っスか?] トオル[金は君が…] 茜[あーし、アカネー] トオル[茜ちゃんが稼ぐから大丈夫] 茜[どゆ意味?] トオル[まぁ飯食おう。肉?魚?] 茜[当然、おニクっしょー。ハンバーグ食いたい] トオル、ウェイターに合図 トオル[本日のお勧め肉料理は?] ウェイター[ラムのフレンチラック。フォアグラソース和えでございます] トオル[ラムは大丈夫?] 茜[ラムネ?肉食てーッス。つかフォアグラってあのフォアグラ?…ソースだったのー?] ウェイター[……] トオル[…あー、それを2つ。それと赤ワイン。銘柄はお任せするし。彼女にはダージリンティーを] 茜[なんだよブッチすんなよ。あーレモン入れてね] ウェイター[…かしこまりました。パンとライスどちらがよいでしょうか] 茜[当然、ご飯っしょ] トオル[ライスを2つで] ウェイター[かしこまりました] トオル[茜ちゃんこういう店初めて?] 茜[なにそれバカにしてるっしょ。テレビで見た事あるしー] トオル[…じゃあ大丈夫だね] 茜[ゼッテーバカにしてる。バカにした方がバカなんだしな。バカバーカ!] (*1金モ;金持ち)
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