sadojam 小説
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佐々木[ユダさんにトオルさん紹介してもらえなかったら離婚確実でしたから] 佐々木[トオルさんもその…あの…] トオル[えぇ。安心してください。ゲイですから…茜さんには手も触れてないです] 佐々木[いやあの…そうですか…正直安心しました。あんな大バカでも可愛い一人娘なんでね] トオル[大丈夫ですよ。娘さんの年代は誰もがかかるハシカみたいなもんですよ] 佐々木[本当にありがたい] トオル[一つお願いがあるんですが…佐々木さんのお客さんで…破産者寸前の銀行口座と携帯電話を売ってくれませんかね?売り目的ではなく自分が使うんです] 佐々木[トオルさん達が使うなら信用できます。お安いご用です。どちらもタダでいくらでも回します] トオル[いやきちんと買いたいんですよ。バーターでお願いします] 佐々木[…そうですね。ではせめて卸し価格で売らせてください。通帳が5千円。携帯が2万円です] トオル[ありがとうございます。定期的に購入したいんでよろしくお願いします] 佐々木[いやぁ、こちらもこれからトオルさん達と長くお付き合いできるので嬉しい限りですよ]
ギフト
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