sadojam 小説
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都内某アパートの一室 カーテンで日光を全て遮断した部屋 いくつかのモニターの光 パソコンの機械音とパソコンに向けてる扇風機が回る音 床には何本もの電気コード 部屋の中央ひときわ大きいモニターの前にアグラをかきドテラを着た男 健一[トオルさん。あとはネタ待ちでオッケーです。閲覧は早くも1万は越えてます。予約メールもチラホラ着てます。ネタまだっすか?] トオル[お前が早く見たいだけだろ。客のせいにすんなよ] 健一[早く見たいっすよ。何枚位かなぁ?] トオル[32MBメモリーにいっぱいだ] 健一[マジっすか!スゲー見たいっす] トオル[振込口座はこれだ…コマメに抜いて400万貯まったら連絡くれ。違う口座に変える] 健一[400万なんかあっという間っすよ] トオル[じゃあ何枚か置いてくから必ず400万になったら連絡と番号変えるんだぞ] 健一[分かってますって!]
ギフト
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