sadojam 小説
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トオルと瞳、プラットフォーム…電車待ち。 瞳[茜ッチ、大丈夫かなぁ?] トオル[うん。茜ッチ意外と強いから大丈夫] 瞳[……あのね…茜ッチはトオルッチの事好きなんだよ…分かってるよね?] トオル[…うん…] 瞳[茜ッチ、振るの?] トオル[…俺は愛してる人いるんだよ] 瞳[…そかっ……あのさ…] トオル[ん?…] 瞳[ひょっとしてトオルッチってオカマ?] トオル[ううん…ゲイ] 瞳[…やっぱり……] トオル[…茜には言わないで欲しい] 瞳[うん。言わないし……言えないよ…] トオル[悪いね…茜が聞いてきたらちゃんと答えるし、そのつもりだから…] 瞳[うん…でもこの関係は崩さないでね。あたしも茜ッチもトオルッチの事、大好きだから] トオル[お前らならゲイだとバレてもドン引きしない…差別しないとは思ってた] 瞳[うん…今日はありがとう。茜ッチは任せて。元気出させる] トオル[悪いね…よろしく頼むよ] 瞳[任せて!…ぢゃああたし帰るしね] 瞳、来た電車に乗り込む。
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