sadojam 小説
[魔法]
自分には出来ない事をやれる人は凄いと思う。 ▽私の肩を掴んだ女が尋ねた。 [あいつがお前の金持ってるの?] 私は頷いた。 [ちょっと待ってな] 私の返事を待たずに、その女はおじさんに近いた。 何かを話かけ、その女とおじさんはホテルの裏側へ一緒に歩いた。 周りの女は何にも喋らず、かといって不安な様子も伺えなかった。 しばらく経つと女1人だけがホテルの陰から出て来た。 私のバックを抱えていた。 [中確かめな] バックを放り投げた。 慌て掴む…中を確認。 全てあった…ホッとした。 安堵と共に、改めてその女を見た…私と同じ位の年齢。 綺麗だった…ファッション誌に載ってるような女の子だった。 周りも見渡す…皆も綺麗だった。 [お前何したの?] 私が聞きたかった事を、先に聞かれた。
ギフト
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