創作
#3なんて日だ!!
さて、ロリっ子からクソめんどくさい仕事を押し付けられたな。 あいつ今度あったら絶対ぷにる!! そろそろ転移してくる頃だろうか。 どんな人が来るのだろう。 怖い人は絶対来ないで欲しい。 どうせ説明するなら可愛い女の子がいい! いや、むしろ俺以外残り99人女の子で頼む! 【⠀目指せハーレム生活! 】 ふへへへへへへ。 ---閑話休題--- 10分くらい経っただろうか? 今だに新たな転移者は現れない。 まぁ、いいか。気長に待つとしよう。 20分後 「来ないな〜〜。」 更に20分後 「………………。」 更に20分後 何も無い大自然で長時間放置されストレスが限界を迎えていた。 「あんのクソ女神ーーーー!!! いつまで経ってもこねぇーじゃねぇーか!」 「うるせぇーよ!!」 へ? ちょっとまって遂に俺幻聴でもきこえるようになった? 【主様。転移者が現れたようです。】 おお!まじか!ようやく来たか! 全員女の子という夢の国は初手で躓いたけどまぁいい! 第1転移者とコミュニケーションだ! 後ろを振り向くとそこにはち○こがいた。 へ?これほんとに転移者? ちんこじゃなくて? 【はい。主様と同じ世界から来た転移者で間違いないありません。】 そっか。ならよしだ。 宇宙人とかじゃくてよかった。 ちょっと待てよ。 こいつうるせぇーよ!!っていってたよな? これはまさか。。 「ち○こですか?」 「ちんこじゃねーよ!!」 こいつはまさか……… 「おい小峠。」 「なんだよ。」 「ここ何処かわかるか?」 「知らねぇーよ!!」 この切り返し、そして何より小峠で反応した。 間違いない。 うちのリスナーじゃねぇーかよ。 ち○この兄貴ちぃーーーす!! しゃーなし。 この俺が小峠お兄さんにここが何処かレクチャーしてあげようじゃないか。 クールに説明してあげよう(`-ω-´)✧ 「小峠実際に会うのは初めてだな。 俺達は異世界に転移させられたらしい。」 「お、おう。ピエトロ?だよな? 異世界?転移?ってなんだ?」 あっらら〜、このおじちゃん異世界転移知らないらしいよ。 全く世話のかかるち○こだよ。 「異世界転移ってのはな、俺達のいた世界から見た事もないような別の世界に飛ばされる事をいうんだよ。最近よくアニメとかまんがとかであるかだろ?あれだよ。」 「なんで俺が飛ばされてるんだ?」 「ここの世界の自称プリティー女神さんが言うには俺達は元の世界では残りの寿命が1年以内だったらしい。 もう死ぬまでそんなにないしまとめて100人地球の神様に貰っちゃったとか女神は言ってたよ。」 「うーーん。よく分からんけどその女神様?は何処にいるんだ?」 「俺に適当に説明して後から来る人達に、〈説明よろしくー☆〉とかいってどっか消えたよ。」 「後から来る人?まだ人がくるのか?」 「さっき言っただろ。俺達の世界から100人こっちの世界にくるんだとよ。」 少し考えた素振りを見せとてもいい笑顔で小峠は言った。 「そうか。ピエトロ説明頑張れよ!」 「はぁ!?お前もやるんだよ!!残り98人全員とか疲れるわ!」 「お前いつも配信してたくさん喋ってるじゃねーか。お得意の仕事だろ?」 「全然ちがうわ!会ったこともない初対面の奴98人に説明なんてしたことねーよ!」 「まぁ、頑張れ!」 くそが。こいつも説明する気0じゃねーか。 はぁ。やるしかないか。 小峠への説明が終わってからすぐ、どんどん転移者が現れた。 俺とあそこに寝転がってるち○こ含め総勢100名。 見た感じ中学生〜高校生くらいの若い子達が8割。大人が2割。 男女比は2:8くらいであった。 少しづつとか言ってたがまとめてきたな。 全員一気に説明する方が楽だよな。 うん。そう思おう。 阿呆女神覚えておけ。 阿呆女神に今度あったらひたすらにぷにる事を誓い全員から見える位置に移動した。 ~~~???side~~~ あれ?ここどこ?さっきまで自分の部屋にいたはずなのに。 見知らぬ土地、周りには知らない人ばかり。 周りにいる人も何が起こってるのか理解出来ていないようで当たりを見渡している。 すると、1人の男性が大きな石の上に立ち話し始めた。 「みんな何がどうなってるのか分からないと思うがきいてくれ。俺の名前は菊池星矢。日本では会社勤めをしながら配信活動をやっていた。俺が分かっている事を今から説明する。」 1.今から話す内容は紛れもない事実である事。 2.私達は日本とは違う世界に転移された事。 3.私達は余命1年であり、〈試練の書〉に書いてあるmissionを100クリアする事で生き長らえる事。 「もう一度言う。これは紛れもない事実だ。 俺自身もまだ理解が追いつかないが、現状を打破する為には行動を起こさないといけない。 そこで、女神イリス・マナから渡された〈試練の書〉を全員で協力してクリアしたい。」 皆が不安にならないよう、丁寧に説明してくれた。 あれ?あの人どっかで見た事あるような気がする。 誰だったかな。 「何か質問ある人はいるか?と言っても答えられる事なんてほとんどないんだが。。」 すると、1人の女の子が手を挙げて質問を始めた。 「あのぉー。もしかしてピエトロさんですか?」 あぁ。やっぱりどこかで見たことあるとおもったらピエトロさんだった! 本名菊池星矢さんって言うんだ。 「あ、ああ。日本ではピエトロという名前で活動していたけど、その声もしかしてはなびか?」 「はい!はなびです!正直どうしたらいいのか不安だったんですけど、ピエトロさんがいるなら安心ですね!」 「いやいや、俺も状況ちゃんと理解出来てないから。あっ、そうだ。そこに転がってるち○こは小峠だぞ。」 「ち○こじゃねーよ!!」 「あっ、小峠!リアルで会うのは初めてですね!はなびです!よろしくお願いします!」 「ん、ああ。よろしく。」 はなびちゃんと小峠もいるんだ。 私も挨拶しなきゃ。 「あっ、あのー。私です。しののです。はなびちゃん 小峠初めまして。」 私が挨拶をするとはなびちゃんが猛ダッシュでこちらに近づき抱きついてきた。 「あーーー。しののちゃん初めましてだね!しののちゃんもいるなんて最高じゃん!」 「うん。ピエトロさんもいるし知ってる人が居てくれて安心したよ〜。」 「おいおい。はなびの次はしののまでいるのかよ笑 よっし。まずはみんな自己紹介するかー! 一人一人こっちに上がってきてくれ!」 そこから一人一人自己紹介が始まった。 そこで分かった事なんだか。 うん。全員うちのリスナーだった。 そして、ピエファミ+モデレーターは全員集合。 99人中99人リスナーってどんな確率だよ。 それにここにいる奴ら全員1年以内に死ぬはずだったんだよな。 いつも配信を盛り上げてくれる大切なリスナーが死ななくて良かった。本当に。 これだけはあの阿呆女神に感謝だな。 それからは、これからの異世界生活過ごす仲間達と親睦を深めていった。
ギフト
0