WINGS特別編 『WINGS on サマー! ~浜辺に煌めく二人~』
(作者より)
Twitterにて、2018年の夏に公開したWINGS夏の特別編です! ストーリーは、Twitterのアンケート機能を用いながら、リアルタイムで皆さんに展開を決めて貰っていました。 こちらは、その結果完成した物語を、SSとして再掲したものです。
WINGSの皆がどんな夏を過ごしていたのか、ちょっと覗いてみることにしましょう……!
なお、このイベントにて『水着姿を見たいメンバーは誰?』といったアンケートが行われ、見事、 音色 × 舞 のペアが一位を獲得しました。 掲載されている絵は、アンケートの結果を受けて、パタテ様に書き下ろして頂いたものです。 二人とも可愛いですよね……!
~~~~~~~~~~~~~~
つぐみ「夏だ! 海だ! 海水浴だぁ~!!」
音色「ふふっ、つぐみちゃん元気いっぱいだね~」
舞「まさか、聖歌高から程近い所に海水浴場があるとは知らなかった。 ちょー綺麗」
詩葉「……それで、今日の本当の目的は何なの? ただ遊びに来ただけではないんでしょう?」
翔登「あぁ。 実は、この海水浴場を管理している地域の団体さんから依頼を受けたんだ。 海水浴場の宣伝ポスターを作りたいから、是非ともWINGSさんの水着の写真を使わせて欲しい、って」
夏燐「えぇ~? な~んか下心丸出しな感じがするんだけどな~。 大丈夫なの、その依頼?(ムム、」
翔登「まぁ、な……。 ただ、ポスター自体は毎年発行日してるらしいし、俺たちに依頼が来たのも『WINGSはこの辺でもかなり有名だから』ってのが理由らしい」
絵美里「なるほど……地元のアイドルである私たちをポスターに起用して、町興しに繋げようという事ですね」
翔登「ま、そんなとこだろうな。 今日は、その写真を撮影するのが目的だ。 勿論、撮影自体はすぐ終わるだろうから、残りの時間は思いっきり遊んでくれ。
……それから、ポスターの形式上、写真に入れるのは二人までらしい。 だから、写真撮影の時は、皆の中から二人を選抜することになる」
つぐみ「えっ? 全員で写るんじゃないの?」
翔登「あぁ。 俺としても、全員一緒の方が良かったんだが……まぁ、仕方ない。
で、その二人ももう決めてあるんだ。 今回は……音色と舞。 二人にお願いしようと思う」
音色「えっ、私?(キョト、」
舞「おぉ、センバツされた」
夏燐「おっ、二人とも頑張れ~」
絵美里「この人選も、団体さんからの指定なんですか?」
翔登「いや、これについては俺が決めた」
詩葉「あぁ、そうなの……ちなみに、二人を選んだ理由は何かあるのかしら?」
翔登「理由? あぁ、それは━━━(アンケート① へ)」
翔登「━━━率直に言って、胸のデカさだな」
全員「「「「「「…………え?」」」」」」」
翔登「いや、水着っていったらさ、皆目線は自然と胸の方にいくだろう? なら、ポスター的に映えるのは、胸のコントラストが際立ってる二人になるって訳だ」
音色「え、えーっと……」
舞「ほう……(ギロッ、」
翔登「……なーんてな、流石に冗談だガファッ!!?」
つぐみ「冗談でも言っていいことと悪いことがあるのっ! 翔ちゃんのドスケベ! 変態っ!(ガッガッ、」
夏燐「おーい皆、コイツ水底に埋めて帰ろーぜー」
絵美里「賛成です! 私、スコップ持ってきますね!」
翔登「絵美里まで!? ちょ、痛っ、冗談だって言ってるだろ! てか、ちょっと待て舞! 俺の横でスイカ割り用の綿棒を振りかぶるな! それは死ぬから!!」
詩葉「セクハラ男子には当然の報いよ。 観念して罰を受けなさい」
翔登「う、うわあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
~~~
翔登「ハァ……ひ、酷い目にあった……(ボロ...」
音色「あはは、大変だったね……。 ……でも、今回ばかりは、私も翔登くんが悪いと思うな~。 女の子の前で堂々と胸の話とか、良くないよ?(ムゥ、」
翔登「分かってるよ。 今回は流石に度が過ぎたな、って反省してる。 ……だからさ、舞も、いい加減そのスイカ割りキット置いてきてくんない? それ持ったまま撮影する気か?」
舞「案ずるな。 これは、夏らしさの演出の為。 ……それから、いざという時に翔登Pを制裁(物理)出来るようにする為でもある(グッ、」
翔登「後者の意図しか感じられないんだが……(汗)
……まぁいいや。 じゃ、撮影始めていくぞー」
舞「……ところで、翔登Pがカメラマンなの?」
音色「な、なんだか緊張しちゃうね~」
翔登「そんな縮こまる必要ないって。 二人とも、その水着すごく似合ってるぞ」
音色「ほ、本当? えへへ……ありがと~♪(ニコッ、」
舞「ん……あ、ありがと……(ボソ、
……それで? 私たちはどうすれば良い?」
翔登「そうだなぁ……じゃあ、コンセプトは━━━(アンケート② へ)」
翔登「……いや、やっぱコンセプトとか決めてかかるのは止めよう。 二人とも、なるべくいつも通りに、自由にしてくれたら良いから」
音色「自由、に……?」
舞「……そういう注文が、ある意味一番難しい」
翔登「まぁまぁ、今は撮影のこと忘れてくれて良いぞ。 俺は、なるべく二人の邪魔しないように撮るからさ」
音色「うん、分かった。 ……でも、本当にどうすれば良いんだろう? 自由に……lentoな感じかなぁ?」
舞「…………(水パシャッ、」
音色「ひゃん!? ま、舞ちゃん!?」
舞「フフフ……私の手が塞がっていると思って油断したな。 私のこの棒は、水の波動を打ち出すのにも最適」
音色「うぅ~……冷たくてビックリしちゃったよぉ。
……こうなったら、私も仕返し~♪(水パシャアッ、」
舞「うわっぷ!? な、なんのこれしき!(パシャアッ、」
音色「きゃ!? あははっ、冷たくて気持ちいいね~」
翔登「(おお、今なら良い感じかも!)(パシャパシャ、」
音色&舞「「あ…………(ピタリ、」」
翔登「……ん? どうした? 急に動き止めて……」
音色「う、うん……やっぱりカメラがあるって意識しちゃうと、急に緊張しちゃって……(苦笑」
舞「翔登P……撮影の間は気配消しておいて」
翔登「んな無茶な……。 良いから、撮影続けるぞ。 俺のことはなるべく無視するように!」
音色「う、うん……(意識しないなんて、そんなの無理だよぉ~!)」
舞「ら、らじゃー……(今でも相当緊張してるのに……うぅ……)」
(十数分後……)
翔登「よし、こんなもんかな。 二人ともお疲れ」
舞「ほ、本当に疲れた……(フラフラ、」
音色「お疲れ様~。 なんというか、気を張りすぎて疲れちゃった、って感じだね(苦笑」
翔登「あはは……。 でも、その甲斐あってか、結構良い写真が撮れたぞ。 ほら……これとか、これとか!」
音色「わぁ~、本当だ。 海に光が反射してとっても綺麗だね~♪ ……でも、今更なんだけど、この写真がポスターになって、色んな所に貼られるんだよね? わ、私たちの水着姿が、皆に……(カァァ、」
舞「うぐ……確かに、改めてそれを意識すると、流石の私でも恥ずかしいかもしれない……(カァァ、」
翔登「心配しなくても大丈夫だって! なんせ━━━(アンケート③ へ)」
翔登「なんせ、二人とも海に負けないくらい輝いてたからな。 ……その、撮影してる間、二人のこと見てると、俺までドキドキしちまったぐらいだし、さ」
音色「え……えぇ~っ!?(カァァ、」
舞「そ、それって一体……(カァァ、」
翔登「え? ……あ、いや、違うから!! そういう、変な意味じゃなくて、その……違うからっ!!」
音色「じ、じゃあ……どういう……?(チラ、」
舞「……男なら、そーゆうのはハッキリすべき」
翔登「う、うぐ……(汗)
……とにかくっ! 撮影はこれで終了だ! じゃあ、俺はカメラとか置いてくるからっ(ダッ、」
舞「あ、逃げられた」
音色「あはは、上手く誤魔化されちゃったねぇ~」
舞「それにしても……ドキドキ、か……」
音色「ふふっ、そうだね~。 翔登くんも、ちゃんと私たちのこと見ててくれたって事だよね。 ……ちょっと嬉しい♪」
舞「ふぅん……まぁ、私には関係のないこと(フイッ、」
音色「そっか~。 じゃあ、そういうことにしておいてあげる(クスクス、」
舞「む、むぐ……なんか、ずるい……」
つぐみ「━━━おーい、二人とも撮影終わったー?」
舞「おっと……じゃあ私たちも、そろそろ行こう」
音色「うん、そうしよっか。 つぐみちゃ~ん、今行くね~♪」
絵美里「二人とも、撮影お疲れ様でした!」
夏燐「大丈夫だった? 翔登がまたセクハラ紛いのことしてきたりとか……」
音色「あはは……それは無かったから大丈夫だよ~」
詩葉「まぁ、遠くから見てはいたけど、撮影自体は順調そうだったから良かったわ」
舞「うむ。 ばっちり良い写真が撮れた、らしい」
つぐみ「ふふっ、良かった~。
……さて、じゃあここからはプライベートターイム♪ 二人とも、遊ぶ準備は出来てる?」
音色「勿論、ここからはフォルテッシモでいくよ~♪」
舞「スイカ割りの準備は完璧。 いつでもいける」
つぐみ「よ~し! それじゃあ、皆で夏の海思いっきり楽しむぞ~!♪」
全員「「「「「「お~っ!!♪」」」」」」
翔登「はぁ……二人を宥めるためとはいえ、だいぶ恥ずかしい事を言ってしまった……。 まぁ、写真はバッチリ撮れたし、任務完了って事で良いかな!」
江助「おーい翔登~! 撮影終わったのか?」
翔登「江助……お前今までどこに居たんだよ?」
江助「いやぁ~……行く途中でアイス食い過ぎたせいで、腹壊しちゃって……(あはは、」
翔登「アホだ……(ため息
……まぁいいや。 写真はちゃんと撮れたぞ、ほら」
江助「ん、どれどれ? ……おぉ~!! こ、これは……個人的に1枚欲しいレベル……!(ジュル、
……って、あれ?」
翔登「ん、どうした?」
江助「いや、この写真海しか写ってねぇんだけど……海水浴場の宣伝ポスター用なのに、砂浜が入ってなくて大丈夫なのか?(キョト、」
翔登「………………あ」
おしまい
Twitterにて、2018年の夏に公開したWINGS夏の特別編です! ストーリーは、Twitterのアンケート機能を用いながら、リアルタイムで皆さんに展開を決めて貰っていました。 こちらは、その結果完成した物語を、SSとして再掲したものです。
WINGSの皆がどんな夏を過ごしていたのか、ちょっと覗いてみることにしましょう……!
なお、このイベントにて『水着姿を見たいメンバーは誰?』といったアンケートが行われ、見事、 音色 × 舞 のペアが一位を獲得しました。 掲載されている絵は、アンケートの結果を受けて、パタテ様に書き下ろして頂いたものです。 二人とも可愛いですよね……!
~~~~~~~~~~~~~~
つぐみ「夏だ! 海だ! 海水浴だぁ~!!」
音色「ふふっ、つぐみちゃん元気いっぱいだね~」
舞「まさか、聖歌高から程近い所に海水浴場があるとは知らなかった。 ちょー綺麗」
詩葉「……それで、今日の本当の目的は何なの? ただ遊びに来ただけではないんでしょう?」
翔登「あぁ。 実は、この海水浴場を管理している地域の団体さんから依頼を受けたんだ。 海水浴場の宣伝ポスターを作りたいから、是非ともWINGSさんの水着の写真を使わせて欲しい、って」
夏燐「えぇ~? な~んか下心丸出しな感じがするんだけどな~。 大丈夫なの、その依頼?(ムム、」
翔登「まぁ、な……。 ただ、ポスター自体は毎年発行日してるらしいし、俺たちに依頼が来たのも『WINGSはこの辺でもかなり有名だから』ってのが理由らしい」
絵美里「なるほど……地元のアイドルである私たちをポスターに起用して、町興しに繋げようという事ですね」
翔登「ま、そんなとこだろうな。 今日は、その写真を撮影するのが目的だ。 勿論、撮影自体はすぐ終わるだろうから、残りの時間は思いっきり遊んでくれ。
……それから、ポスターの形式上、写真に入れるのは二人までらしい。 だから、写真撮影の時は、皆の中から二人を選抜することになる」
つぐみ「えっ? 全員で写るんじゃないの?」
翔登「あぁ。 俺としても、全員一緒の方が良かったんだが……まぁ、仕方ない。
で、その二人ももう決めてあるんだ。 今回は……音色と舞。 二人にお願いしようと思う」
音色「えっ、私?(キョト、」
舞「おぉ、センバツされた」
夏燐「おっ、二人とも頑張れ~」
絵美里「この人選も、団体さんからの指定なんですか?」
翔登「いや、これについては俺が決めた」
詩葉「あぁ、そうなの……ちなみに、二人を選んだ理由は何かあるのかしら?」
翔登「理由? あぁ、それは━━━(アンケート① へ)」
翔登「━━━率直に言って、胸のデカさだな」
全員「「「「「「…………え?」」」」」」」
翔登「いや、水着っていったらさ、皆目線は自然と胸の方にいくだろう? なら、ポスター的に映えるのは、胸のコントラストが際立ってる二人になるって訳だ」
音色「え、えーっと……」
舞「ほう……(ギロッ、」
翔登「……なーんてな、流石に冗談だガファッ!!?」
つぐみ「冗談でも言っていいことと悪いことがあるのっ! 翔ちゃんのドスケベ! 変態っ!(ガッガッ、」
夏燐「おーい皆、コイツ水底に埋めて帰ろーぜー」
絵美里「賛成です! 私、スコップ持ってきますね!」
翔登「絵美里まで!? ちょ、痛っ、冗談だって言ってるだろ! てか、ちょっと待て舞! 俺の横でスイカ割り用の綿棒を振りかぶるな! それは死ぬから!!」
詩葉「セクハラ男子には当然の報いよ。 観念して罰を受けなさい」
翔登「う、うわあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
~~~
翔登「ハァ……ひ、酷い目にあった……(ボロ...」
音色「あはは、大変だったね……。 ……でも、今回ばかりは、私も翔登くんが悪いと思うな~。 女の子の前で堂々と胸の話とか、良くないよ?(ムゥ、」
翔登「分かってるよ。 今回は流石に度が過ぎたな、って反省してる。 ……だからさ、舞も、いい加減そのスイカ割りキット置いてきてくんない? それ持ったまま撮影する気か?」
舞「案ずるな。 これは、夏らしさの演出の為。 ……それから、いざという時に翔登Pを制裁(物理)出来るようにする為でもある(グッ、」
翔登「後者の意図しか感じられないんだが……(汗)
……まぁいいや。 じゃ、撮影始めていくぞー」
舞「……ところで、翔登Pがカメラマンなの?」
音色「な、なんだか緊張しちゃうね~」
翔登「そんな縮こまる必要ないって。 二人とも、その水着すごく似合ってるぞ」
音色「ほ、本当? えへへ……ありがと~♪(ニコッ、」
舞「ん……あ、ありがと……(ボソ、
……それで? 私たちはどうすれば良い?」
翔登「そうだなぁ……じゃあ、コンセプトは━━━(アンケート② へ)」
翔登「……いや、やっぱコンセプトとか決めてかかるのは止めよう。 二人とも、なるべくいつも通りに、自由にしてくれたら良いから」
音色「自由、に……?」
舞「……そういう注文が、ある意味一番難しい」
翔登「まぁまぁ、今は撮影のこと忘れてくれて良いぞ。 俺は、なるべく二人の邪魔しないように撮るからさ」
音色「うん、分かった。 ……でも、本当にどうすれば良いんだろう? 自由に……lentoな感じかなぁ?」
舞「…………(水パシャッ、」
音色「ひゃん!? ま、舞ちゃん!?」
舞「フフフ……私の手が塞がっていると思って油断したな。 私のこの棒は、水の波動を打ち出すのにも最適」
音色「うぅ~……冷たくてビックリしちゃったよぉ。
……こうなったら、私も仕返し~♪(水パシャアッ、」
舞「うわっぷ!? な、なんのこれしき!(パシャアッ、」
音色「きゃ!? あははっ、冷たくて気持ちいいね~」
翔登「(おお、今なら良い感じかも!)(パシャパシャ、」
音色&舞「「あ…………(ピタリ、」」
翔登「……ん? どうした? 急に動き止めて……」
音色「う、うん……やっぱりカメラがあるって意識しちゃうと、急に緊張しちゃって……(苦笑」
舞「翔登P……撮影の間は気配消しておいて」
翔登「んな無茶な……。 良いから、撮影続けるぞ。 俺のことはなるべく無視するように!」
音色「う、うん……(意識しないなんて、そんなの無理だよぉ~!)」
舞「ら、らじゃー……(今でも相当緊張してるのに……うぅ……)」
(十数分後……)
翔登「よし、こんなもんかな。 二人ともお疲れ」
舞「ほ、本当に疲れた……(フラフラ、」
音色「お疲れ様~。 なんというか、気を張りすぎて疲れちゃった、って感じだね(苦笑」
翔登「あはは……。 でも、その甲斐あってか、結構良い写真が撮れたぞ。 ほら……これとか、これとか!」
音色「わぁ~、本当だ。 海に光が反射してとっても綺麗だね~♪ ……でも、今更なんだけど、この写真がポスターになって、色んな所に貼られるんだよね? わ、私たちの水着姿が、皆に……(カァァ、」
舞「うぐ……確かに、改めてそれを意識すると、流石の私でも恥ずかしいかもしれない……(カァァ、」
翔登「心配しなくても大丈夫だって! なんせ━━━(アンケート③ へ)」
翔登「なんせ、二人とも海に負けないくらい輝いてたからな。 ……その、撮影してる間、二人のこと見てると、俺までドキドキしちまったぐらいだし、さ」
音色「え……えぇ~っ!?(カァァ、」
舞「そ、それって一体……(カァァ、」
翔登「え? ……あ、いや、違うから!! そういう、変な意味じゃなくて、その……違うからっ!!」
音色「じ、じゃあ……どういう……?(チラ、」
舞「……男なら、そーゆうのはハッキリすべき」
翔登「う、うぐ……(汗)
……とにかくっ! 撮影はこれで終了だ! じゃあ、俺はカメラとか置いてくるからっ(ダッ、」
舞「あ、逃げられた」
音色「あはは、上手く誤魔化されちゃったねぇ~」
舞「それにしても……ドキドキ、か……」
音色「ふふっ、そうだね~。 翔登くんも、ちゃんと私たちのこと見ててくれたって事だよね。 ……ちょっと嬉しい♪」
舞「ふぅん……まぁ、私には関係のないこと(フイッ、」
音色「そっか~。 じゃあ、そういうことにしておいてあげる(クスクス、」
舞「む、むぐ……なんか、ずるい……」
つぐみ「━━━おーい、二人とも撮影終わったー?」
舞「おっと……じゃあ私たちも、そろそろ行こう」
音色「うん、そうしよっか。 つぐみちゃ~ん、今行くね~♪」
絵美里「二人とも、撮影お疲れ様でした!」
夏燐「大丈夫だった? 翔登がまたセクハラ紛いのことしてきたりとか……」
音色「あはは……それは無かったから大丈夫だよ~」
詩葉「まぁ、遠くから見てはいたけど、撮影自体は順調そうだったから良かったわ」
舞「うむ。 ばっちり良い写真が撮れた、らしい」
つぐみ「ふふっ、良かった~。
……さて、じゃあここからはプライベートターイム♪ 二人とも、遊ぶ準備は出来てる?」
音色「勿論、ここからはフォルテッシモでいくよ~♪」
舞「スイカ割りの準備は完璧。 いつでもいける」
つぐみ「よ~し! それじゃあ、皆で夏の海思いっきり楽しむぞ~!♪」
全員「「「「「「お~っ!!♪」」」」」」
翔登「はぁ……二人を宥めるためとはいえ、だいぶ恥ずかしい事を言ってしまった……。 まぁ、写真はバッチリ撮れたし、任務完了って事で良いかな!」
江助「おーい翔登~! 撮影終わったのか?」
翔登「江助……お前今までどこに居たんだよ?」
江助「いやぁ~……行く途中でアイス食い過ぎたせいで、腹壊しちゃって……(あはは、」
翔登「アホだ……(ため息
……まぁいいや。 写真はちゃんと撮れたぞ、ほら」
江助「ん、どれどれ? ……おぉ~!! こ、これは……個人的に1枚欲しいレベル……!(ジュル、
……って、あれ?」
翔登「ん、どうした?」
江助「いや、この写真海しか写ってねぇんだけど……海水浴場の宣伝ポスター用なのに、砂浜が入ってなくて大丈夫なのか?(キョト、」
翔登「………………あ」
おしまい