以前投稿した絵の中の設定
以前投稿した
Barにいる女の人が何を見ていたのかの裏設定のような短い物語を。
絵はコチラ↓
https://fantasfic.fun/posts/240
設定は↓
まず、女はマフィアのボスでBraにはよく顔を出す。
店主であるマスターは女の本名も職業もしらない「お嬢ちゃん」と呼んでいる。裏稼業の人たちの取引の場としてBarを提供することがある。
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ある日、女は行きつけのBarに来ていた。しかし店の様子がいつもと違うようだった。
女「こんばんは、マスター」
マスター「君か、今日はやめた方が良い」
女「あらどうして?」
マスター「奥の部屋に入った連中の雰囲気があまり良くない。君は事が起きる前に帰りなさい」
女は驚くどころか何も気にしていないというように席に着いた。
マスター「話を聞いていなかったのかい?前から気になっていたがお嬢ちゃんはいったい何者なんだ」
女は微笑むだけで答えることはなかった。いつものかい?と言うかのようにお酒のボトルを見せ提供した。
少しすると、奥がだんだんと騒がしくなってきた。マスターの言う「事が起きた」のだ。
奥の部屋では小規模な取引が行われていた。質の悪いマフィアの端くれが交渉決裂で銃を撃ち始めたようだった。
女は終始無言でその様子を眺めていた、何かを考えているようにも見えた。
女がお酒を飲み干すころ、店内には静けさが訪れた。
女「なかなか面白いものが見れたし今日は帰るわ、これお店の修理代にでも使ってちょうだい」
マスターは眉一つ動かさない女に驚きつつも生まれた疑問について追及することはなかった。
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マフィアのボスである女はきっと後で質の悪いファミリーを抱える組織を壊滅させるでしょうね
まだ、キャラクター達や組織等に名前がありませんが、これから色々組み立てていって一つの物語になったらいいなと思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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