水樹『……あれ?何これ』
事の発端は水樹が見つけた紙袋。
――…
湊『何ですか?これ』
ロザリア『何って紙袋やろ』
レスカ『見れば分かるだろう…馬鹿かお前は』
ロザリア『あん?なんやとぉ!いてこますぞ、この野郎!!』
レスカ『来るなら来い。返り討ちにしてやろう…』
琥珀『…あの、ケンカしてないで一緒に考えてください。てか、ケンカしないでください!』
水樹『事務所の入口にあったんだよ。ガッチリガムテープ貼ってあるから中身分から(バリバリ)……ってこら、ロザりん何開けてんのさ!!』
ロザリア『だって気になるやろ?また貼り直せばええねんて!!(がさごそ…)お!……ちょ…なんやこれ……』
ナタリア『大量の下着ね。しかも全部勝負下着』
葵『うわわっ!見て見てこれ!スケスケ!!要!ほら!』
要『なななななな///!やめろ葵!!てか顔の前に持ってくんな!!』
夕梨『全然しゃべらないから、いないのかと思ったわ。初めての登場なんだから、アピールしないと存在忘れられるわよ』
要『う……どんなリアクションを期待してんだよ……』
ロザリア『安心しいや。誰も期待なんてしてへんから』
要『あ、そ…(泣)』
湊『ともかく、忘れ物なのか意図的に置いていったのか…どちらでしょうか?』
葵『えー?下着だよ?忘れたりするかなー。しかも新品みたいだし…サイズも少し大きめだし。』
要『ぶーー!!(お茶吹いた)』
琥珀『はぅっ(゚д゚;!?か、要くん、大丈夫ですか?でも、なんでそんな物が事務所の前に…』
夕梨『…んー。嫌がらせ?』
琥珀『え…。い、嫌がらせですか?あぅ……私、何かしてしまったんでしょうか……』
水樹『いやいや…、心当たりがあるのって、ロザリアじゃない?ほぼ毎日バズーカ撃ちまくってるし』
ロザリア『な、なんやと?ウチのせいなん?そんなら、ナタリアと咲夜やて大暴れしとるやんか!!』
ナタリア『私たちは静かに乱闘してるから…一緒にしないで』
レスカ『…乱闘は否定なしか』
ロザリア『くはぁ!!そのドヤ顔イラッとくるわ!!ヾ(`д´メ(怒)』
湊『…嫌がらせの線が濃いみたいですね。ならば、早めに謝罪に行ったほうがいいでしょう。ロザリアさんが』
ロザリア『え…ウチ??なんで…』
葵『だよねぇ。民家の近くでバズーカはないよねぇ…』
ロザリア『う゛…』
水樹『たまたま、巻き添えがなかっただけだもんね…たまたま』
ロザリア『あ…ぅぇ…;』
夕梨『その内、よろず屋潰れちゃうかもね。誰かさんのせいで』
ロザリア『;;;;(泣)』
琥珀『あ、あの…;その位にしてあげてください。なんか可哀相です;』
ナタリア『まあ、確かにね。言われて当然のことでも何度も言われたら傷つくわよね…言われて当然だけど』
ロザリア『シクシク(/_;)』
要『お、おい。追い撃ちかけてやるなよ;ナタリア』
ナタリア『………あら、間違った事言ったかしら…要?』
要『い!!Σ゜д゜|||)……いえ………す、すみませんでしたぁ!!(土下座)』
レスカ『……要、そんなにナタリアが怖いのか……;』
水樹『ナタリアに対しては無謀と勇気を履き違えると、命がないからね…』
ナタリア『あらあら…まるで兎じゃない。馬鹿ね…そんなに怖がる事ないのよ(妖笑)』
要『す、すみません…;(こえぇ……(T△T|||(泣))』
葵『てかさ、ナタリアの口から勝負下着って単語が出てきたのがビックリだよ;』
ナタリア『あら、女性ならば当然の嗜みでしょ?ねぇ、琥珀。あなただって一枚くらい持ってるわよね(妖笑)』
要『ぶふっ…///!!』
琥珀『はぅ?!Σ(゚д゚*ノノ~////な、な、なに言ってるんですかあ!!し、知りません////!!』
水樹『え?持ってないの?琥珀姉。こないだショップで買った黒いスケスケ…』
琥珀『<font size="5">Σふにゃ~////!!</font>ち、違、いやあの違いませんけど違います~////!!』
夕梨『どっちなのよ…;黒いスケスケ……琥珀、チャレンジャーね』
葵『わぉ!!琥珀ったら大胆!!ね!要!……あれ?要がぶっ倒れてるよ。それに…顔が有り得ないくらい赤い…;』
琥珀『はぅっ!!か、要くん!?一体どうしたんです?大丈夫ですか?』
レスカ『………鼻血を出しているな。刺激が強すぎたんだろう…;』
夕梨『初登場でこんな扱いなんて…;先が思いやられるわね』
ナタリア『これから先のポジションが決定したわね』
水樹『どんまい、かなりん;;』
―要、大量出血のため離脱―