ぬこぷにワールド
怪喜!下着事件!!3
……― 夕梨『さて…要に続きレスカとロザリアも脱落か。てか、そんな話だったっけ?』 湊『紙袋に入った下着で脱落者が出るなんて…』 琥珀『予想外でした…;』 水樹『…あのさ、思ったんだけど、どうして勝負下着なのかな?単に嫌がらせなら、別に普通のでも良くない?』 葵『あ!そうだよね!!…言われてみれば』 ナタリア『嫌がらせではないとなると、ストーカーとか変質者とか…フフ………私直々に始末してあげないとね……(妖笑)』 湊『ち、ちょっと待ってください;どこに行くんです?まだそうと決まった訳では……;』 水樹『うわ…犯人お気の毒……』 葵『朝日が拝めるといいね…』 琥珀『あ、あれ?ナタリア?本当にどこに行くんです?……行ってしまいました;;』 葵『ナタリアも脱落か;ナタリアってストーカーとか変質者って単語が出ると、目の色変わるよね。怖いくらいに…』 水樹『目の色ってか、目付きだよ。獲物を狙うメスライオンみたいな……』 湊『……嫌な思い出でもあるのでしょうか。……怖くて聞けませんが…』 夕梨『………ん?この紙袋、隣町のショッピングモールのじゃない。…そういえば、この間、誰かが行かなかったっけ?』 水樹『あ!新しく出来たとこだよね。前、本屋さんだったとこ。ユリアによく連れてかれて行ったよ。可愛い小物も置いてあって、面白かったよ!』 葵『…あれ?そういえば昨日、ユリアが帰りに寄るとかなんとか……まさか…いやいや…でも…』 湊『犯人はユリアさんということですか?でも、だとしたら動機はなんでしょう。琥珀さんたちをとても慕っているように思うのですが…』 琥珀『あぅ…;私、ユリアに何か…(涙目)』 湊『あ;いえ、そういうつもりで言った訳では…;』 夕梨『あくまで仮定だから、そんな思い詰めなさんな』 琥珀『でも……あぅ~…』 水樹『琥珀姉…メンタル最弱;』 葵『いやでもさ、仕事の時は結構強いよね…そうでもないか。よく泣くし』 夕梨『公私混合してないならいいじゃない』 葵『えっと……普段の琥珀は、乱闘が起きて部屋が破壊される度に、泣きながら怒ってるし、仕事中は感情移入し過ぎて泣くし……あれ?公私どっちも泣いてない?』 湊『……どちらが公でどちらが私ですか…;;』 琥珀『はうぅ…(/д<。)』 夕梨『……メンタル脆いわね。直せとは言わないけど、せめて涙腺どうにかしたら?』 琥珀『はい……頑張ってみます…グスッ』 水樹『まあ、主な原因はロザりんだろうけど、さ』 葵『毎回、事務所をボロボロにされたら、そりゃあ泣けてくるわ。仕方ないね』 湊『ロザリアさんだけではないと思いますけど、やはり原因を作っているのは、彼女ですよね…;』 夕梨『……って、話ズレてる!一番の問題はこれでしょ!!いつまでここに置いときゃいいのよ?』 葵『こうなったら、いっそ皆で被っちゃう?楽しいかもよ!』 水樹『葵姉…無責任な提案しないでよ…』 夕梨『パス(―_―)ノ“』 湊『私もちょっと…;』 琥珀『…;;;葵、やけくそになってません?』 葵『うん!!』 水樹『じゃあ、言い出しっぺの葵姉が被ってみたら?ほれ』 葵『パス!恥ずかしい!』 夕梨『…その恥ずかしい事を私たちにやらせるつもり?…はあ………;』 琥珀『どうしましょうか;』 湊『悠希さんのところに届けてみます?』 夕梨『……やめといたら?あいつもウブだから、要みたいになるわよ。役に立たないから……いつもだけど』 水樹『そう言えば、よくうちに来るよ。雫姉さん目当てで。そん時の悠希の顔、琥珀姉といる時の要と一緒だったよ。マジウケた(笑)』 葵『うは!私も見たかった!大笑いしてやりたい!!』 夕梨『…やめなさい;』 湊『……本当にどうしましょう。捨ててしまう訳にもいきませんし……』 ……ガチャ ユリア『あれ?みんなどうしたの?難しい顔しちゃって』 湊『ユ、ユリアさん!あ、いえ、ちょっと…。それより、ユリアさんはどうしてここに?』 ユリア『うん?あ、実はね、私宛てに荷物届いてないかなって思って』 琥珀『荷物?……ま、まさか……;』 葵『……これ?』 ユリア『あ!そうそう。それそれ!……って皆、なんで怖い顔してんの?』 夕梨『…ユリア、あんた大変な事してくれたわね(怒)』 水樹『紛らわしい事この上ないよ!!(怒)』 葵『あんたってもう、なんて言うか…このトラブルメーカーが!!(怒)』 湊『はあ…;まさかの結末でしたね;;;』 琥珀『……あうぅ…;д;嫌がらせじゃなくてよかったです~(泣)』 ユリア『????』
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