才蔵ちゃんねる
七話
だから今でも楽しそうにな、ネエチャン達と毎晩遊んでやがるんだ。 俺はな。 昔から興味を持ったら、そいつの狩りが無性に見たくなる。 いつもというか… 竜人つうのはよ、そういうもんだ。 はは。本当ふざけた狩りだったな。 女達は真剣だが… 奴は酒飲みながらよ、それを楽しそうに見てるだけだった。 危ない時もよ… いや… 女達が危なくないようにふざけてる。 だから、この女達もよ。 狩りでヤバい事にあった時はないんだろうな。 ほんの駆け出しがよ、火竜相手に笑ってんだから。 守られ続けるっつうのも、あとあと怖いと思うがな。 さあ、ここからだぜ? 俺がお前に話してやる最後の伝説だ。 そう。 あん時は、かなり暑かった。 密林の海が綺麗な所… 俺が、こいつと魔人の喧嘩を見た場所だ。 心に今でも刻まれる喧嘩だった…
ギフト
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